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Bohemian DeDe
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魔法使いの旅行団 5
 ついにハバロフスクに着いたのだ。

その後何回も行くことになったロシアへの旅の偉大なる第一歩
であった。

本当はここでゆっくりして、かっての日本人街に行ったり
シベリア抑留された関東軍の墓地に行ったりしたかったのだが
当時(1985年)ソビエト連邦内を勝手に自由に旅行など出来なかった。

当時はソビエト連邦に入国するには、事前に訪れる場所を申請し、
当局の許可を得て、はじめてVISAが発行され、それに元づいて
全工程に係りの者がついて、かってに予定を変えたり出来ないように
なっていた。

立ち入れる場所も限定されていて、重要な不凍港で戦略的位置づけ
の軍事的に高かったナホトカも例外ではなく、理由もなく当局の
決められたルート以外に立ち入れなかったのである。

で、そのままシベリア鉄道に乗ることになった。

もちろん日本語の話せる一応顔だけは優しそうなおじさんが
我々の面倒をみてくれる。

これはソビエト連邦の旅行会社の人で、きびし〜入国審査の間、
色々と世話を焼いてくれた。

DeDeは学生の頃、心情的に社会主義者だったことがある。

生まれも、育ちも関係なく、一市民として人々が平等に働いて
生活の糧を得て生きてゆく・・・・理想の国家のあり方だと思っていた。

だが、ソビエトや東ドイツ、チェコスロバキ、ポーランドなどを
見て歩くうちに、そういう国家が国家の強制力に頼らなくては
成り立たないシステムなのだったら、所詮民意ではなく、
だったら意味がないと思うに至った。

この世にパラダイスはない! というのがDeDeの持論である。
何かが優れていれば、必ず何かは抜け落ちている。

だが、それでも国民を見張り、システムを強制し、1党独裁の元に
動く社会システムはそれがどんなに優れているものであったとしても
その存在は不幸である。

どんな外国人による善政よりも自国人による悪政の方がましである、
というのと同じことだ。


ゆうに3時間は越える入国審査の後、我々はノロノロとシベリア鉄道に
ついに乗り込んだのであった。



Bohemian DeDe
| 世界心の旅 シベリア編  | 10:27 | trackbacks(0) | pookmark |
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