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Bohemian DeDe
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魔法使いの旅行団 10
 
まさか、この魔法使い、日本語できるのか

と一瞬びっくりしたが、団長の日本語はここまでだった。

日本滞在中に覚えたと言っていた。

だが、くだんのブルガリア人といい、この団長以下魔法使いの旅行団は
何で日本なんかに旅行しているんだろう

こういっては失礼だが、お金持ちそうには見えない。

で、聞けばハンガリーの一団だそうだが、ハンガリー人が普通に日本に
旅行するなんてちょっとあり得ない。

詳しくは語らないので、やはり魔法使いの一団なんだとDeDeは思うことにした。

この団長、DeDeの側によってきてなにをするのかと思ったら、
「ハンガリー民謡を一緒に歌え

というのである。

で、アコーディオンのお兄さんに合図をすると、彼は美しい調べを
かなで始めた。

う〜ん  何故だか、この曲知っている。

そして、次の曲も、その次の曲も、知っている。

子供の頃、ハンガリー民謡とは知らずに習ったり、レコードを聴いたり
したんであろう。  確かな記憶はないのだがどれも聞き覚えがあるものだった。

団長はしたり顔でDeDeのハミングする姿を見ながら自分は
大声で歌っている。

とても素人とは思えない。 素晴らしい声なのだ。

男性合唱団にでもいたんだろうか?

合唱団に所属している変な魔法使いである。

アコーディオンの調べが軽快なものから、もの哀しい旋律に変わった。
これはDeDeは聞いたことがない。

団長の独唱になった。

魔法使いの太く透き通った声が永遠につづくシベリアの大地に
吸い込まれていった。


                                    Bohemian DeDe
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| 世界心の旅 シベリア編  | 11:35 | trackbacks(0) | pookmark |
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